第65回国際歯科研究学会日本部会総会・学術大会

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2017年11月18日(土)~19日(日) 昭和大学 大会長: 上條竜太郎

大会長挨拶

President:

第65回国際歯科研究学会日本部会(JADR)総会・学術大会を開催するにあたって

第65回国際歯科研究学会日本部会総会・学術大会を2017年11月18日、19日に昭和大学で開催することとなりました。長い歴史と伝統のある本学術大会を本学で開催させていただけることを身に余る光栄に存じますとともに、山崎和久会長はじめ関係の皆様のご支援、ご協力に、重ねて心より感謝申し上げます。

国際歯科研究学会日本部会(JADR)は、国際歯科研究学会(IADR)の日本部会として歯科医学に関する研究等の特徴的な領域を広範にカバーし、本学歯学研究の国際展開におけるgatewayとしての役割を果たして参りました。また、歯学領域に加えて広範な関連領域に亘る比類のない学際的な集団として、本学会員を中心とした研究成果は、歯学の目覚ましい発展に貢献して参りました。一方で、歯学研究の更なる発展のためには、斬新で学際的な交流が必要で、それを介して問題点を認識、共有、議論することによりさらなる進歩に繋がるものと期待して、本学術大会のメインテーマを「Forefront of dental science - Toward the global standard in medical science」と致しました。

特別講演では、Dr. Angus William G. Walls (IADR会長)、Dr. Seong-Ho Choi (IADR韓国部会(KADR)会長)に加えて、Dr. Harry-Sam Selikowitz (FDI世界歯科連盟)、Dr. Irma Thesleff (ヘルシンキ大学) をお招きし、今後の我が国の歯学研究の将来展望を見据えたご講演をいただきます。また、基調講演では、先端的な領域として注目を集める小胞体ストレス研究で世界を牽引する森和俊教授(京都大学)に「Dynamics of function and regulation of the endoplasmic reticulum」と題して最新の知見をご講演いただきます。また、大会中に3つのシンポジウム、「Cutting-edge etiology of periodontitis: Next sights for host-parasite interaction」、「Life science in space‐biomedical researches performed in the international space station」、「Advances in iPS cell research and its application to dental medicine」を企画致しました。いずれも現在の歯科医学研究が直面している重要課題でございますので、議論を深めていただきたいと思います。

また、Hatton Awardセッションを設け、日本代表としてIADR大会本選に臨む方々への激励を込めたご意見をいただければと考えております。

久しぶりの東京での本学会開催でございます。幅広い分野から多数の方々にご興味を持って参加いただき、熱い討論を展開して下さるよう期待致します。どうぞご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

第65回国際歯科研究学会日本部会(JADR)総会・学術大会
大会長 上條 竜太郎(昭和大学歯学部口腔生化学講座)

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